特定保健指導(生活習慣改善のための行動変容を促す)
特定保健指導では、メタボリックシンドロームの概念を基に、生活習慣の改善に重点を置いた健康づくり支援が実施されます。具体的には、健診結果から自身の健康状態を把握したうえで、生活習慣改善の必要性を認識し、自ら行動目標を立て実行できるよう指導していくというものです。
特定保健指導の主な内容
保健指導の対象者を「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」の3段階に階層化し、それぞれの状況に応じた保健指導を実施します。
情報提供
〔実施期間等〕 | 健診受診者全員に健診結果通知時に実施 |
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〔内 容〕 | 健康的な生活習慣の重要性について理解を深め、生活習慣を見直すことを目的に基本的な情報を提供します。 |
動機づけ支援
〔実施期間等〕 | 原則1回の支援 |
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〔内 容〕 |
面接(原則1回) | 個別支援またはグループ支援によって、生活習慣の改善のために個別の行動計画を設定し、自主的な取り組みを継続的に行えるよう動機付けを支援します。 |
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評価 | 目標設定から6カ月後に身体状況や生活習慣に変化が見られたかを確認します。 |
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積極的支援
〔実施期間等〕 | 3~6カ月程度 |
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〔内 容〕 |
面接(初回) | 「動機づけ支援」と同様の面接を行います。 |
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3カ月以上の 継続的な支援 |
生活習慣改善のための取り組みを継続的に支援し、また、その生活が続けられるようサポートします。 |
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評価 | 目標設定から6カ月以上経過後に計画の進み具合と、身体状況や生活習慣に変化が見られたかを確認します。 |
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効果アップ 家族みんなでメタボ予防!
特定健康診査・特定保健指導は、組合員だけでなく、40~74歳の被扶養者への実施も共済組合など医療保険者に義務づけられています。
特定健康診査・特定保健指導で生活習慣改善の必要があるとの結果が出たら、ご家族で一緒にウォーキングをするなど健康づくりを始めてみませんか? 励まし合いながら、一緒に取り組むことが長続きのコツです。ぜひご家族でメタボリックシンドロームの予防に取り組んでみましょう。
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